生花をいける
2019年 06月 07日
職場のトイレに花を生ける。
人のためというより、
虫カゴと花器を自慢したくて(笑)。
虫カゴと花器は、静岡の伝統工芸品である駿河竹千筋細工。
ムスコとムスメがそれぞれ小4のときに、授業で伝統工芸品を習ったことを機に、体験施設で作ったもの。
この竹千筋細工の虫カゴと花器に、家から持ってきた花を生けたところ、お客様に好評。
そして、一番喜んでくれたのは職場の方々でした。
「いいね」と声をかけてくれ、私がお休みのときは花のお世話をしてくれました。
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生の花は、水替えをしたり花換えをしたりで、お世話が必要。
しかし、お世話が必要だからこそ、気にかけて目に入れるようにする。
ふと目が行くと、それまで仕事で頭がいっぱいだったのが、瞬間的だけど途切れる。それがいい。精神衛生上。
人の心が病むのは、四六時中一つのことを考えているとき。いつまでも同じことばかり考えていると病気になる。
だから、その考え事から途切れる瞬間が必要。
そういう意味で、お世話の必要な生花は、気にかけて目に入れるという点で、精神衛生に一役買っている、と思ったのでありました。
しかし、枯れた姿が目に入ると、癒しどころか自分を責める要因になる。
だから自分の負担にならない程度でやるのがいい。
そういう意味で一輪差しは楽でいいね。
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花を生けたのは虫カゴ自慢のためだけではありません。もう一つお話があります。別記事で。
by e-sakamichi
| 2019-06-07 02:00
| 本 & ひとりごと
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