家人を教育

家事効率化についての質問をうけること度々。

その度に答えることは「家人の教育が大事です」(笑)

教育とは、教えて育てること。

よって、教え方も大事だし、それを相手が修得する時間を待つことも、相手の工夫を尊重する姿勢も大事。

よって時間がかかる。根気がいる。自分でやった方が早いと思うこともある。

しかし、家事効率化の最終的な目標は、家人の自立と自律。

わたしがいなくても家仕事が回ることが最終目標。

決して自分が楽をしたいからではありませんよ(←モウレツ自己正当化)

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家事効率化の最終目標は、わたしがいなくても家仕事が回ること。

よってまずは、どこに何があるか、家人がわかるようにすることが第一。

そうすれば「○○はどこ?」と聞かれたり、家人が出したものをわたしが片づけることがなくなります。「片付けます」の号令一つで家人全員が片付け体制に入ることができる。

そのために必要なのは、分類とラベル。

分類とは、同じ仲間に分けること。

台所で使うものは台所に、お風呂で使うものはお風呂のそばに。難関の紙ものだって、同じ仲間で分ければ、どこに何があるかすぐにわかる。

そして、戻しやすいようにラベルを貼る。
ラベルがないと自分でさえ迷う。だから必ず貼る。

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第二は、家事のやり方を家人と共有すること。

家人にお手本を見せるときに、いちいち理由をつけながら家事を説明する。

理由が腑に落ちれば、家人も同じやり方をする。腑に落ちないところがあれば、それはわたしのやり方がマズイ。

工程が多かったり動線が長かったり、わたしのやり方のどこかがマズイからできないと受け止める。あくまでも工程の話。性格の問題ではない。

家人がだらしないとか、わたしダメよね…なんて、相手や自分の人格を否定をするような発言をすると話が進まない。よって、あくまでも工程の話と割り切る。

そうやって、家人と家事のすり合わせを行い、だれでも家事ができるように標準化していく。

多少の違いは目をつぶる。ここでケチをつけたら、誰も家事をやらなくなる。

相手のやり方を認め、なぜそうしたのか聞いて、お互いに楽なやり方を模索していくのが得策。

その試行錯誤の結果として、家事の効率化ができる。試行錯誤なくして家事効率化はなし得ない。

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家事効率化における家人の教育で大事なこと、第三は、待つこと。

「天から長老はなし」

最初から上手な人はいない。皿洗いだって、最初からきれいにできるわけではない。何回もやって、失敗もして、そのうちに手際よくできるようになる。

その時間を待つこと。

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家人を教育_e0201060_12351559.jpg
母の帰りが遅かったので、ムスメたちが晩御飯を作るの図。

作っているといっても、正確には冷蔵庫にある作り置きを盛り付けているだけ。盛り付けだけだが、その間に他のことができるので、ほんとに本当に助かる。

これができる前段階として
・台所が作業できる状態に片付いていること
・冷蔵庫のどこに何が入っているか、パッと見てわかるようになっていること
・食材を自分が把握できていること
・食器の場所がわかること

が必要。

わたし、自分の実家では台所の手伝いをしません。正確に言うと、できません!

作業台はモノが多く、冷蔵庫も満杯でどこに何があるかわからないから。

しかし、パパの実家ではできる。
それは、どこに何があるかわかるから。

このことを体感したときは、カルチャーショックでした。

作業環境が整っていると、誰でも手伝える。

作業環境を整えることが、家人が家仕事をやってくれるかのカギとなる。

Commented by miya at 2019-05-24 15:42 x
ずーっと前にコメントさせて頂いてました、miyaです。長崎人です(*^O^*)ミックス双子の母です。お久しぶりに拝見しにきましたが、お子様たちの成長っぷりに涙!!我が家も小3になりました…やっととい言うか最近はもう三年生かと感慨深く。
また、ちょくちょく伺いますo(^o^)o
Commented by e-sakamichi at 2019-05-26 16:21
miyaさん

お久しぶりですー。コメント嬉しい。
ミックスちゃんたち小3とは!!!もうそれだけで涙。
お互いに早いね~早すぎる~。

こちら高校&中学に進学して、生活スタイルが大きく変わりました。

わたしが仕事から帰ったときに「おかえり」を言ってくれる人がいないの。さびしー(笑)
by e-sakamichi | 2019-05-22 02:00 | 家 |- 家事効率化 | Comments(2)

Web 内覧会、家事効率化、生き物、石ころ、お茶、本。大1男子&高1双子女子の母。


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