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中 3 ムスコに伝えたいこと。 「初恋はドキドキするけど、愛はドキドキしないんだってよ」 えっと、何のことかと申しますと…… このところ、発達心理学や認知発達の本を好んで読んでおります。 子どものものごとのとらえ方(認知)や心の発達過程を知ることにより、その子の成長にあった対応の仕方ができるのでは、と考えておりまして。 こと、自分の子どもが思春期に入り、ものごとのとらえ方が大人のようでありながら、時に弱くもあり危うくもある時期に入りました。 どこまで見守るのか、どこから手出しをするのか。 失敗から学ぶことは言葉よりも大きい。ゆえに手は出しすぎない。しかし、ただの放任ではいけない。 基本は見守りだが、時期的にしょうがないことなのか、個人的資質として好ましくない部分なのか、様子は見ておこう。そのために子どもの年齢に応じた発達状態は知っておこう。そのための勉強なのでした。 だから勉強は自分のためだけ。子どもに押しつけはしない。 そして基本見守り。見守りはゆるいけど、一方で忍耐と覚悟が必要。成長の一過程と信じて、ぐぐっと言葉を飲み込んでいるところです。 で、冒頭の話。 発達心理学の本で恋愛のページがありましたの。うひひ。 「p 124 VII 成人初期・中期 2 初恋から始まる」 そこに書いてあった初恋の特徴。 「初恋の特徴として、 片思いで現実的な交際の可能性がなくても相手のことを思う『憧憬』、 寝ても覚めても忘れられなくなる『憑執現象』、 相手の欠点さえも美化してしまう『結晶作用』、 それに加えてドキドキする、ボーッとするなどの身体現象も伴います。」 ムスコよ、初恋はドキドキするんだってよ! いいねぇ、青春だねぇ(笑)。 初恋はドキドキするだけ。その次に来るのは「アィデンティティのための恋愛」。 アィデンティティのための恋愛とは、交際に求めるものが相手からの賞賛になっている恋愛。 好きだ、ステキだと言ってもらうと自分に自信が持てる。よってこの恋愛は、相手への配慮ではなく、自分が自信を得るためにするということです。 こういう恋愛は、相手からの評価が常に気になるし、自分を一番に考えてほしいから束縛するし、いつでもほめてほしいと相手に求める。よってしだいに「重たく」なっていくそうな。 ふむふむ、ほうほう。 ムスコよ、そういう女子には気を付けたまえ(笑)。 そんな重たい恋愛もしたりして、最終的に至るのは「愛的な交際」とのこと。 愛的な交際の特徴は、 ありのままの相手が好きで、相手が喜んでくれたらうれしくて、ありのままの自分でよくて、お互いに支えあうこと。 そして、身体症状の喪失。 つまり、ドキドキしないってこと! 安心感や信頼感がベースにあるから、ドキドキはしないんだって。 ふむふむ。ほうほう(再)。 子どもたちよ、大人になったらそういう相手を見つけてくださいな。 でも、今のうちはたくさんドキドキしとけ~~。
by e-sakamichi
| 2018-09-20 13:32
| 子ども
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