反応 - 1 / 同じ出来事があっても

--- 前回の話 ---

ごっこ遊びをする 小 5 双子女子とその母。この年にもなってそんなことをするのには理由があったのでした。

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ある出来事があるとする。その出来事に対する反応は一つなのか?

いや、人それぞれに違う。では、その違いはどこから生じるのだろう……。

人の悩みのほとんどが人間関係であるという。(* 1-1)

ならば、よりよい人間関係の構築につながる反応をしたいものである。それが生きやすさに直結し、人生を豊かにするのではないだろうか。

ということで、今回のシリーズでは、出来事に対する反応のメカニズムと、どういう反応をしたらよいのかを模索していきたいと思います。

シリーズ「反応」、連投します。

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出来事に対する反応は一つなのか、というのが最初の問い。

例えば、お友だちにあいさつをしたのに返ってこなかった、という出来事があったとする。

それに対する反応は一つだろうか?いや違う。

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もう一度おはようと言う人もいるだろうし、そっとしておく人もいる、問い詰める人もいる。人によって反応は様々。

人によって反応は様々なのに、反応は一つだ答えは一つだと決めつけてしまっていた。

ゆえに、相手に勝手に期待して、勝手にがっかりしていたわたしがいたのでした。


同じ出来事でも反応は人によって違う、このことに気がついたのは双子のムスメたちがいるから。

このお二人さん、面白いほどに違う。違うからこそ面白い。

なのに、双子というだけで「同じ反応をするんでしょ」と言われることが多々ありました。そういうことを言う人は、出来事に対する反応は一つという解釈をしているのかな、なんてこっそり思ったりします。こっそりね。

同じ出来事があっても反応は人それぞれであるという認識を持つようになって、自分の予想と違う反応を相手がしても、ガッカリしたり怒ったりすることが減りました。とても生きやすくなりました。

同じ出来事でも反応は人によって違う。では、その反応の違いはどこからくるのでしょう……。

お話は続きます。

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同じ出来事があっても、反応は人それぞれである。答えは一つではない。

--- 参考文献など ---

* 1-1

アドラー人生を生き抜く心理学 (NHKブックス)

岸見 一郎/NHK出版

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by e-sakamichi | 2018-03-07 10:29 | 本 & ひとりごと | Comments(0)

Web 内覧会、家事効率化、生き物、石ころ、お茶、本。大1男子&高1双子女子の母。


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