引用されることが多い本を読もうと思う


困った言動を 紐解く」の考察シリーズは、
「怒っても変えられないことについて
ガミガミ怒っていたのね。とほほ。」
というところで、ちょっと小休止。
考え中です。

「すぐに役に立つものは、すぐに役に立たなくなる。」(* 1)
あわてて出した答えは、すぐに役に立たなくなる。
ゆえに、じっくりゆっくり考え中(笑)。

「『問題を理解していること』と
『問題を解決すること』はイコールではありません。
理解しているから、すぐに解決できるというわけではありません。
けれど、少なくとも『問題を理解していること』が、問題を解決するための必要な手順です。」(* 2)

問題を理解できただけでも一歩前進。


考えている間も、本は読む。むしろ、積極的に読む。

「本当に考えるためには、本を読むことが必要です。
人間は言葉によってしか思考しないからです。
たくさん本を読む人は、たくさんの言葉を獲得するのです。
そして 厳密に 複雑に 緻密に たくさん思考できるのです。」

よって、読みながら考え中。

引用文献 1

池上彰の教養のススメ 東京工業大学リベラルアーツセンター篇

池上 彰/日経BP社

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引用文献 2

幸福のレッスン

鴻上尚史/大和書房

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最近、気になったこと。

あれこれ本を読んでたら、引用される本が重なることが多かった。
あっ、この本は、あの本でも引用されていた、ってね。

ゆえに、引用されることの多い本を、
じっくり読んでいこうと、思っていましゅ。

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新インナーゲーム (インナーシリーズ)

W.T.ガルウェイ/日刊スポーツ出版社

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スポーツを通して体得する「空」と「色」を、よく表してる一冊。
日常生活にも通じるものが多い。

「インナーテニス」「インナーゴルフ」などの「インナー」シリーズは
引用率が高いです。
図書館には「インナーゴルフ」しかなかったので、買いました。既読。

夜と霧 新版

ヴィクトール・E・フランクル/みすず書房

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ただいま、読み中。
この本は、引用率がすごく高い。
わたしは新版を読んでますが、霜山版もあわせて読むとよいようです。
どっちか一冊ならば、霜山版をおススメ(つまり、私、もう一回読まなきゃいけない。苦笑)
↓こっちね。

夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録

V.E.フランクル/みすず書房

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アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)

岸見 一郎/ベストセラーズ

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この他、引用されることの多い本は、

弓と禅

オイゲン・ヘリゲル/福村出版

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「道」のつくものをなさる方、読んで~。感想きかせて~。

ソクラテスの弁明 関西弁訳

プラトン/パルコ

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真面目なのは読める気がしなかったので、
関西弁訳でチャレンジして、完読。
読みましたが、関西弁のせいもあってか
「けったいなおじさんやなぁ」というのが正直な感想(笑)。

英文収録 茶の本 (講談社学術文庫)

岡倉 天心/講談社

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未読。

武士道 (岩波文庫 青118-1)

新渡戸 稲造/岩波書店

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既読するも、消化するには至らず。

ライフ・レッスン (海外シリーズ)

エリザベス キューブラー・ロス /角川書店

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「今を生きるためには、死を意識すること」という
生死観を与えてくれた一冊。

センス・オブ・ワンダー

レイチェル・L. カーソン/新潮社

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自己超越観をくれる一冊。

サナギから学んだこと- 4 :自己超越

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その他、論語、お経、 禅語も引用率が高いし、
びびっとくることが多い。
(お坊さんの本、好きだからね)

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今回この記事を書きながら、判明したこと。
「100 分 de 名著」率が高い。
名著だからみんな読んでて、みんな読んでるから引用される率も高いのかぁ。

「100 分 de 名著」の本をあわせて、読んでみるのも手だにゃ。
消化するに至らなかった本も、消化できるかも。
それに、「100 分 de 名著」で紹介された本を読むというのも手だ。

「夜と霧」は、一緒に借りれたので幸い。
本作は一度読んだだけでは、消化できなかった。
簡単にわかったって言っちゃいけない話だとも思うしね。
ゆえに、「100 分 de 名著」の合わせ読みで、消化していくところ。
合わせ読みしたかったら、「夜と霧」は霜山版で。(私、失敗した)

「100 分 de 名著」は、たまに見る程度ですが、
伊集院さんっていい聴き手だなぁと感心します。

わかるところとわからないところを、
視聴者レベルで線引きしてくれて、
わからないところは質問してくれる。

そして、わかったことも、
わかりやすい例え話をくっつけて話してくれるので、
理解を共有しやすい。

そして、質問してもわからないところは、
「今の自分には理解できてないけど、そういうもんなんですね」
ということにして、自分の中に塊ごと取り込もうという姿勢がみられる。

根底にあるのは、
わかったふりをしない、相手の意見を否定しない、という姿勢。
そこが素敵。




by e-sakamichi | 2016-01-27 06:00 | 本 & ひとりごと | Comments(0)

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