三保の松原で 石ころ拾い

昨日は、朝から思い立って
三保の松原へ。
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傾いだ松、
砂にあたる木漏れ日、
その向こうには 太平洋。
海から吹く あたたかい風。

この風景と匂いが好き。
私の中では一番のヒーリングスポット。

まずは、傾いだ松に腰かけて ぼんやり。
ここでは、何にも考えず ぼんやりできる。

ぼんやりしてたら、
観光客の方が お隣に。
で、もちろん喋りかけられる(笑)

「どこからいらしたんですか」から始まる
一期一会のおしゃべりも 楽しい。
(↑sakamichiさん、誰とでもしゃべりますね)

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今回の目的。
その一は、三保の松原の砂の色を確かめること。

安倍川由来ゆえ、黒い砂と予想。
(安倍川の上流は、黒い石が多かったからね。)

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うん、黒い。ガッテン。

目的その2 は、石ころ拾い。

お目当ての石ころは、蛇紋岩とはちまき石。

黒い石(泥岩や頁岩や粘板岩)に白い帯が入った石をね、はちまき石って呼ぶの。
俗称だけどね。

模様が面白いのが 拾えるの、ここは。

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石ころたち。
このあと、波打ち際に寄りすぎて足元ずぶ濡れ。


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まずは、蛇紋岩と 思われるものを。
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礫岩。
安倍川の上流で見たのと同じやね。
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泥岩+石英
シマシマっぷりがカワイイ。
はちまき というより、
シマシマ帽子かぶった小人さんだ。

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その他 色々。
赤いのは チャートかなぁ。

地学的なお話と、石ころの詳細は
また追い追い。
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三保の松原から望む 富士山。

1500~2000メートル付近(中腹)に
雲がかかってるでしょ。
そこから下に 雲がたまってね、
下が薄ぼんやりしてるの。

下が薄ぼんやりしてると、実在感がない。
ほら、幽霊だって
足がなくて 下が薄ぼんやりしてるから
人間じゃないって思うでしょ(笑)

ゆえに、ここから見る富士山は
幻か?という気さえした。

よって、ここから見る富士山は霊峰度 高し!

と思ったのですが、どうでしょう?(笑)


Commented by ayumu6945 at 2015-11-18 15:11
この日の富士山
午前中は霊峰度高め
午後は横につるし雲を携えて……

一粒で2度美味しい富士山(笑)
Commented by e-sakamichi at 2015-11-18 17:31
ayumuさん

>一粒で2度美味しい
って。ぐふふ。

つるし雲、うんうん。
携えてって ナイス表現!
by e-sakamichi | 2015-11-18 12:00 | 生き物 | Comments(2)

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