静岡 伝統工芸の旅 / 静岡浅間神社

徳川三代将軍家光 が 静岡浅間神社 の造営に際し、
秀でた名工たちを集めたことが

静岡の伝統工芸品の 始まりだそうです。

駿府匠宿 のガイドのおじさんが
「是非見て。向こうもガイドさんいるし」
と おっしゃるので(笑)

静岡市 伝統工芸品 のルーツを求めて
静岡浅間神社 へ。 
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オレンジ上着のガイドさんを見つけて
がっつり ご教授いただきました^^。

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楼門。

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舞殿(ぶでん):踊りを奉納する舞台。
全体写真撮り忘れましたが^^;、

ここだけ 素木造り(色を塗ってない)。
よって 彫りの細かさと美しさが よくわかる。

諏訪の立川流、だそうです。
諏訪大社 下社秋宮で見た彫刻と(→
同じということ でしょうか?!ぐふふ。

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これは、獏(ばく)。
獏は 鉄を食べる、ということで(→
平和の象徴とのこと。

(平和なときには 兵器が必要ないから
獏が食べ物に困らない)。

よって、家康公が好んでいたそうです。
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大拝殿は 2階建て(写真忘れた~)。
豪華です!
国指定重要文化財。

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本殿は 近くで見ることができません。
よって 残念写真で失礼。

本殿は 二つの神社が 合体。
珍しい!
浅間(あさま)神社と 神戸(かんべ)神社。

祭られている神様は それぞれ。
木之花咲耶姫命
大国主命(出雲ですね)

よって、
手を洗うところも 二つ
賽銭箱に彫られた紋も 二つ なんだそうです。

この他に、5つ 神社がありまして
7つをあわせて
浅間(せんげん)神社と 称しているとのこと。
ほほ~。

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そのうちの一つ、八千戈(やちほこ)神社。
開運・必勝の神様
武家には 大切な神様ですよね
ということで?!、本殿についで 早々に建てられた。

よって? 豪華です(笑)
石灯籠も 大名のお名前があったりして うひゃ(笑)。

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徳川三代将軍家光 が 静岡浅間神社 を 造営。

家康公ゆかりの地ですもん
幕府直轄工事で
全国から名工を集めて 造営しました。
だけど それも 焼けてしまった。

再建したのは、1804年。
なんせ お金がかかるもんで
幕府といえども いっぺんには できなかった。

幕府のお金を元手に 町人にお金をかして
その利益で 工事を続ける。

それで 60年 かかったそうな。
(できあがったのは 幕末ギリギリだね)

だから、全国から集めた名工たちも
一代では 終らなかった。
子が継ぎ、孫が継ぎ。

そして、静岡の気候があまりにもよいもんで(笑)
住み着いてしまった。

その技術が
伝統工芸品として今に残ったり
タミヤのプラモデル だとか
サンダル だとかに 発展して
今も 脈々と続いている。

ということで ありました。

あっ 全てガイドさんから
教えてもらいました(笑)。
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静岡 伝統工芸の旅、以上でオシマイ。


by e-sakamichi | 2014-02-23 21:50 | 日常 | Comments(0)

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