嫌なひと言

「嫌なひと言」がいつまでも気になってしまうとき読む本―もやもやした気分が晴れるヒント

袰岩 奈々 / 青春出版社

タイトルよりも この暗ーい表紙が気になって(笑)借りた本。

ワタシの場合、いつまでも気になるってことはないのですが
(白黒しかない「0.1思考」は 脱却したから。爆)
言われて嫌な言葉は あります。
なんで そうなのかなー、と思ってたことに
答えをくれた本 でありました。

嫌な言葉は何かって?
子供らが言う 「おなかすいた」であります(笑)。

なんで嫌なのか・・・
1. 催促されてる気がする
2. 前の食事が十分でないと 非難されてる気がする
3. 食べることに貪欲だった 父親を思い出す

ということが わかりました。
なので、子供たちには「続きを言って」と促すように。

すると「ご飯 早めにしてください」とか 「お手伝いします」とか。
建設的な言葉がでてくるので、気持ちよく「そうだね」と返答できる。

モノは言いよう。

あと、誉め言葉の 修練にもなりました。
相手は誉めてるつもりでも あまり気持ちがよくない場合って ない?
同様に、子供を誉めてるつもりでも そうでもなかったり(苦笑)。

100%誉めること。
しかる・批判・自己卑下をセットにしない。
誉めた後 自分が嬉しい気持ちになるか?だって。至言。

「誉め言葉のシャワー」読後、誉めるを積極的にやっみた。
するとさ、子供たちの成長がね 心底 嬉しいの。
時に 感涙する(笑)。

怒り、についても 学ぶこと多々あり。
「感情とは 周りの者ではなく、本人が引き起こしているもの」とな。
茨木のり子の「自分の感受性くらい」にも 共通する言葉。

過去と人は変えられない。
生き易くなるかどうかは、自分しだい。

感情にフタをする必要は 全くない。
(むしろ もっと掘り起こすべきだと思う)
ただ、表現の仕方を ちょっと変えるだけ。
それだけで 不思議と生き易くなるのだから、試して損はない。
by e-sakamichi | 2012-09-11 21:30 | 本 & ひとりごと | Comments(0)

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