校区ドッジボール大会 - 1 / 監督を引き受けた
2017年 10月 12日
スポーツの秋、芸術の秋。
連休中日は、ムスメたちの校区ドッジボール大会。
校区のドッジボール大会は、例年 6 月。
しかし今年は、体育館の工事と重なったために運動場で開催する予定が、雨によって中止。よってこの時期に開催となりました。
---
うちの地区の高学年女子は、まぁ、ぶっちゃけ強いです(笑)。
エースの 6 年 姉さまがいるし、5 年生は層が厚い。4 年生は逃げるのが仕事、という自分の役割を認識できている。
そして、作戦たてるもーん。
だって、あたしが監督だもーん(笑)。
なんて言うと偉そうですが、わたしの役割は、子どもたちの意見を聴く受け皿なだけ。
フォーメーションのたたき台は出してあげますが、最終的に考えるのは子どもたち。今回も、実戦の中での修正をやってました。自分たちで。
わたしの役割は、フォーメーションを変えるタイミングの指示と、子どもたちの試合前後の精神メンテナンス、そして「ボールを見る」という声かけだけ。
あとは勝手に子どもたちがやるんだもーん。楽なもんです(笑、再)。
今回は、ライバルチームのエースが欠場ということも重なって、全ての試合で圧勝。
去年に続いて優勝旗を持ち帰り、金メダルを獲得しました。
今回は、開催時期がずれたことによって、上の試合へとつながらなかったのが残念。彼女たちなら、去年みたいに上の試合でも快進撃できるという手ごたえも感じただけに。
だけど、圧勝で完勝できたので、やりきった感もあり。また、来年勝ちにいきましょう。
---
ドッジボールの監督は、自ら手を上げました。
理由は 3 つ。
一つ目は、役員時代の心残り。
ムスメたちが 1 年生のときに、地区の役員のトップをやりました。しかし、お世話係としての仕事が忙しく、子どもたちの指導をするまでは手がまわらず。
校区のドッジボール大会なんて、作戦さえたてれば勝てるのに、それができなかった。
そして、校区の大会なんて小さな大会ですが、ここで勝ち上がった経験は子どもの自信へとつながる。
わたし自身がそうでした。
校区の球技大会で勝ち上がり、市内大会でも上位入賞を果たした経験が、勘違いにも近い自信となりました。いや実際には勘違いなんだけど(笑)。そこで得た「わたしはスポーツができる」という勘違いは、年を重ねても消えることはなく、大人になってもスポーツを続けている根っこになっています。
だから、勝つ体験をさせたかった。校区のドッジボール大会はその最大のチャンス。
よって、3年の役員任期が完了した段階で名乗りを上げたのでした。自分の子どもがいる間は、監督を続けてやる宣言をしたのでした。
二つ目は、恩送り。
一つ目で述べた、自分自身の球技大会での経験。
わたしの地区が市内大会まで快勝できたのは、指導者がいたから。平日の 5 時からの練習に、毎回きてご指導くださる監督がいたのです。
大人になった今考えると、仕事があるのに、5時から毎日練習に行くなんて、早々できるものではありません。それでも監督は毎回きて、ボールの投げ方から指導してくださいました。
監督がいるから、子どもたちの心が一つになり、勝ちたいという意欲を自ら保つことができていたような気がします。
このときの勝ちたいという意欲と、実際に勝ち上がった成功体験が、その後の大きな自信につながったのは先に述べた通りです。
今につながるこの自信(勘違い?)を作ってくれた監督には感謝してもしきれないくらい。でも、監督に恩返しをする機会もない。
なれば、監督にいただいたご恩を次の世代に渡すことが、監督への恩返しになるのでは、と。
恩返しではなく、恩送り。それがわたしの役目。
三つ目は、大人の球技大会で。
ボール投げとボール捕りは球技の基本。
左手を出して、体を斜めにして、左足を踏み込んで投げる。ボールを捕るときは、正面で。
これがね、子ども時代に身についていないと、大人になってもできないの。
会社の球技大会をみてると、ボール投げれない・捕れない大人ってたくさんいるんだよ。見ていて恥ずかしくなるくらい、ほんとに出来ない大人がいるのです。
ゆえに、大人になって会社の球技大会で恥をかかないことが目標(笑)。
その基本動作を、子どもたちには身につけてほしいなと切に願うのでした。
そして、小学生のうちに身につけておかないと、部活に入ったら困るよ、とも思うのでした(前記事に書いた通り、ほんとうに困る!)。
だから、本当は低学年の指導がしたい。
だけど、自分の子どもがいないとなかなかね。
それに、低学年の子を一人で見るのはしんどい。
ゆえに、高学年女子の監督という名目で責任逃れをしつつも、ほかの子どもたちにチョイチョイ指導してます(笑)。
以上、ドッジボール大会のお話。
もう少し続きます。お付き合いください。
by e-sakamichi
| 2017-10-12 02:00
| 本 & ひとりごと
|
Comments(0)