読書感想文についての私考 - 2

お母さん的本題は、子どもの夏休みの宿題である読書感想文をどうするか、という問題です。

こういうふうに強制的に書かせるのは、非常に嫌いなのですが、避けて通れない以上、最速最短でやっつける……いえ、終わらせたいものです。

ゆえに、先人のお知恵拝借。

「読書感想文なんて嫌いだ」を公言している先生が書いているゆえに、文字通り読書感想文を”やっつける”方法が書いてあります。

本文すら読まなくてよいという、究論です。

強制的に書かされる読書感想文なんて、そんな方法でいいと、わたしも思います。

真面目に書くわ、という人でも、作者紹介とあらすじの書き方は、この本を参考にしてみてください。

だって、作者紹介とあらすじに時間をかけるのはもったいないからね。
そこは”やっつけ”ましょう(笑)。

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さて、作者紹介とあらすじを書いたら、その後は本文です。

ここで、「そもそも読書感想文に求められることって何?」という問いを発したいと思います。

読書感想文に求められること、それは、その読書感想文を審査する人が求めていること、と言い換えることができます。

読書感想文を審査する人が求めていること、それは、「その本を読むことによって、あなたの何かが変わりましたか?」ということだと、わたしは思うのです。

だからね、「〇〇の場面が面白かったです」とか「主人公と同じ気持ちになりました」なーんてのは、バツ。審査する人にしたら、面白くもなんともない読書感想文なわけです。

あくまでも求められているのは「その本を読むことによって、何か変わった」ということ。

その「変わった」こととは、過去の自分の体験に対する意味づけが変わった、ものの見方が変わった、ということなのです。

でもね、普通につらーっと読んでるだけでは、そこまで深読みできません。ましてや経験の浅い小学生なら。

ゆえに、ここで必殺技。

物語の本を読む前後に、全く違うジャンルの本を読むのです。

お話は次に続きます。




by e-sakamichi | 2017-08-15 02:00 | 本 & ひとりごと | Comments(0)

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