自習の見守りボランティア

小学校でのボランティア。
自習の見守り。

おしゃべりしている子に「静かにしなさい」とは言わない派。
その声がうるさいから。

言葉で注意しないかわりに何をするかというと……
廊下の窓にて、ほうづえつきながら、
その子をジーーーッと見てるの。だまって。
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(蛇話:ムスメ 2 に再現モデルやってもらいましたが、口元がにやけとる。あかん(笑))

廊下の窓にて、ほうづえつきながら、
すんごい無表情でジーーーッと見てます。
そうすると、おしゃべりしてた子と目が合うのね。

目が合ったら、
「あなたの目を、机のノートに向けなさい」というサインを送るの。
これまた無言、ジェスチャーのみで。
自習の見守りボランティア_e0201060_20584252.jpg
すると、その子は「オレ?」ってジェスチャーで返してくるので、
「そう、君」と頷いて、
「あなたの目を机のノートに向けなさい」のサイン再び。

そうすると、ノートに向かうんです。
言葉では一言も注意していないのに。にゃはは。

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全体的にざわざわしてきたら、
今度は 戸にもたれかかって腕組みした姿勢で、
これまた無表情の無言でじーっと見てる。
自習の見守りボランティア_e0201060_15073594.jpg
(蛇話:この人に無表情や怒った顔はムリだった。モデル選択の誤り。)

そうすると、一人・二人と気がついて、ついにはシーン。
みんな素直だねぇ(笑)。

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騒いでいる子に、こちらが騒いで反応すると、
それがコミュニケーションの方法だと勘違いをしてしまう。
人の関心を引くのに、この手が通用するんだと。

ゆえに、反応しすぎない。

自習のときに、勉強するしないは、もうその子の選択ゆえね、コチラがアレコレ言う事はしません。

ただ、他の子のジャマしなければ、それだけでいい。小学生の間なら、それでいいと思うのです。

そして、「静かに!」って注意をしている子には、側に行って小声で こういいます。

「気がついてえらかったね。
でも放っておきなさい。
あなたは自分のことをしてればいいよ。
あなたの時間をとられるのは、もったいない。」

そいうすると、周りに気を取られることが減り、
自分のことに集中していきます。

集中している子が増えていくと、
おしゃべりしていた子は相手してくれる人がいないから静かになる。

よって、結果的には、
「静かにしなさい」と注意するよりも静かになっていくのでした。

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お話、つづきます。






by e-sakamichi | 2016-12-07 06:00 | 子ども | Comments(0)

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