図鑑の効用 - 14 / 置き場所
2016年 07月 05日
図鑑の効用シリーズ。
ここからは、図鑑の使いどき、というお話になります。
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まず、図鑑の置き場所から。
「知りたい時が学び時」ゆえに、すぐに手に届くところに置くのがポイントです。
以前は、テレビ台に置いていたのですが、量が増えて入りきらなくなったので、
図鑑・辞書専用の棚を制作して、ダイニングからもリビングからもアクセスしやすい場所に設置しています。
リビングとダイニングどっちに近い方がいいかと問われれば、
できればダイニングかな。
うちの場合、宿題をするのもダイニングだし、図鑑を開くタイミングも食事時が多いゆえ(この話は次に)。
使用頻度が一番高い大型の図鑑コーナー。
ちなみに、右端の「せいかつの図鑑」。これも使用頻度の高い一冊です。
料理の本を見て切り方がわからないときや、雑巾の絞り方など、
親もわかってはいるけど自己流だったり、書き言葉で説明したいときに使えます。
説明は、口頭であっても書き言葉で。
相手によって話し言葉に変換する、
というのが、我が家の説明の基本です。
書き言葉で説明するクセをつけておくと、文章を書くときに楽なんです(* 1)。
作文や、説明文、小論文など。書くことはこれからもっと増えていくのでね。
そして、その書いた文章で評価をされることが、これからはもっと増えていくと思います(* 2)。
よって、説明は書き言葉にするクセをつけておきましょう。
ゆえに、家事について書き言葉にしてくれている「せいかつの図鑑」は使用頻度が高い。
右から2番目の「くらべる図鑑」は、一問一答のクイズ形式になっているので、子どもは好きだけど、わたしは好きでない(笑)。
二冊目以降の図鑑コーナー。
辞書も使用頻度が高い。
分からない言葉はもちろん、分かっている言葉でもその定義を確認するために、常に辞書は引きます(* 3)。
一番使用頻度の高い辞書は、小学生用の辞書です。短く定義するには最適だから。
不足有れば、他の辞書を使います。
漢和辞典や、類語辞典もよく使っています。
地図や歴史など。
生き物を調べたついでに、俳句も調べたりするので、俳句歳時記もここに。
生き物への関心が深まったところで、それを言葉にする過程があると、生き物(=季節)への感度があがると思うのでね。
生き物の観察と俳句はセットにすると、有効ですよ。
一階の特等席におくのは、あくまでも図鑑と辞書など、使用頻度の高いものだけ。
その他の本は、2 階の 書庫に。
わたしと子どもは図書館で借りて済ますので、2 階にガッサリあるのはパパの歴史小説が主。
--- 参考文献など ---
* 1
「国語力は、読む力により基礎づけられ、書く力により本格化される。」
個人の能力や資質は、書いた文章を通して相当シビアに判定される。」
* 3
「2. 子どもが勉強好きになる親の習慣 10 の『いいね!』
③ 親の辞書引き習慣は、子どもの学びの力の土台をガッチリつくる」
--- 前回までのお話 ---
図鑑の効用
1. 利点
・絞り込みが容易 → ★
・体でわかる → ★
2. 分類
・共通事項の抽出 → ★
・階層構造 → ★
・樹形図 → ★
3. わかりやすい説明の練習
・論理的な説明 → ★
・定義 → ★
・自己肯定感 → ★
4. 生命観
・思春期 → ★
・生死観 → ★
・好き嫌いをこえた先 → ★
5. 図鑑選び
・二冊目以降の図鑑 → ★
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まーママ
at 2020-09-11 20:36
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こんにちは!はじめまして!コメント失礼します こちらの人間図鑑、体の名前(肩とかオヘソとか膝とか)を紹介するページってありますか?教えてください。
0
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e-sakamichi at 2020-09-12 14:15
Commented
by
まーママ
at 2020-09-12 17:12
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by e-sakamichi
| 2016-07-05 01:00
| 本 & ひとりごと
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Comments(3)