アゲハの観察から - 9 / 4 年生になって できるようになった!

ちょうど一年前の今ごろ、
当時 小 3 の ムスメ が宿題で「アゲハの幼虫の観察」をやってましてね。
あまりの出来なさに、母は愕然としてしまったとでした。

なにが出来なかったかというと、
まず、問いがたてられなかった。
そして、問いをたてたとしても、説明文から自分の欲しい情報を抜き出すことができなかった。
それに、見たものをイメージを沸かせるような文章にすることができなかった。

だからね、気づきを発展させることが全くできず、
調べてわかった!という喜びもなく、
わかったことを人に説明することもできなかったのです。

これには正直焦りました。
だってね、9~10 歳の ころにこれができないと、後が続きにいから。

でもね、4 年生になった今年は、違ったの~~(喜)
アゲハの観察から - 9 / 4 年生になって できるようになった!_e0201060_09292433.jpg
まず、幼虫を見た時点で
「これは何回脱皮した幼虫なんだろう?」って
すぐに問いがたったの(喜)


すぐに 3 年生のときの教科書をひっぱりだしてきて、
「2 回 かも。でも 3 回目の写真がないから正確にわからない。それに脱皮は何回やるんだ?」
って、調べる→わかる→問いがたつ、の ”学びの上昇スパイラル” にのっかったの!(喜)



そして、図鑑でチョウの卵がずらっと載っているページを見て、
「キアゲハの卵は真珠みたい」という
比喩をつかった表現がでてきたの~(喜)


おまけに、
「シジミチョウの卵は、丸くて表面が凸凹してるのが共通してる」って
共通事項の抽出ができたの~(喜)


よかった、よかった(笑)。
3 年生のときに授業で習ったから、
それと比較することによって 新たな問いをたてることもできたんだろうね。

「動物の世界では、一つのことがわかると、
それと比較することで、ほかのことも わかるようになる。」

んだんだ!!!(笑)

生き物の描き方: 自然観察の技法

盛口 満/東京大学出版会

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by e-sakamichi | 2016-05-21 01:00 | 本 & ひとりごと | Comments(0)

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