お稽古 と 「弓と禅」

昨日は朝からお稽古。

授業参観があるので
30分だけだけど、
最後の確認ができて よかった。

今日は行く前に読んでた本の影響で
密度の濃いお稽古ができた。

お稽古 と 「弓と禅」_e0201060_14241188.jpg




行く前に 読んでいた本とは
オイゲン・ヘリデルの「弓と禅」。

ドイツ人哲学者である筆者が、
弓道を通して禅の境地を体得する、

という内容の本。

大正時代に 書かれた文章ですが、
道(どう)のつくものの行き着くところは
不変ゆえ、
違和感なく読めます。

そして、外国人の書いた文章ゆえ、
日本人だとなんとなくわかった気に
なってしまっているようなところを、
(わかった気になっているだけで、
実際には わかってない)
言葉として表してくれてるのがよい。

弓の道を体得していく過程は、
浮き沈みあり。

浮き沈みの過程で
焦ったり投げやりになったりする様は、
共感度高し。

その浮き沈みの過程は、
私が考えていた 習い事に見る「空」と「色」に
共通する部分がある とも思いました。

習い事に見る「空」と「色」

弓道だけでなく
あらゆる芸事・スポーツに通じる内容。
おすすめ度 高。

---

私は、まだ 「step 1) 空→色」のレベル。
半畳 3 歩 も まだ数えている。

けれど、続けていれば
「空→空」になれると信じている。

だから慌てず焦らず
今できることを一個一個やりながら、
その時を待とうと
改めて思ふ。

---


弓と禅

オイゲン・ヘリゲル/福村出版

undefined


日本の弓術 (岩波文庫)

オイゲン ヘリゲル/岩波書店

undefined





by e-sakamichi | 2015-09-19 14:23 | 日常 | Comments(0)

Web 内覧会、家事効率化、生き物、石ころ、お茶、本。大1男子&高1双子女子の母。


by sakamichi