明日は作文発表会

明日は、子ども会の体験作文発表会。

各地区、低学年・高学年それぞれ一名が、
子ども会活動で体験したことを発表する
校内の行事です。

観客は 50 名ほどですが、
体育館の壇上で発表するのでね、
子どもたち 緊張しちゃうのです。

ということで、
発表会前のあいさつでは、
こんなことを話そうと思っています。

---
おはようございます。

作文を読む子たち、緊張してるかな?

人前で話すときって 緊張するよね。
この緊張するなぁって時、
どんなことを思っているのかな、
というのをね 言葉にしてみると、

「恥ずかしいなぁ」
「読み間違えたら どうしよう」
「声が震えたら どうしよう」

ということを思っているんじゃないかな。
ね、そうじゃない?

恥ずかしいとか 読み間違えたら…
って 考えて緊張してるときってね、
実は
自分のことしか 考えてないの。
自分のことだけで 頭がいっぱいなの。

だからね、
自分のことを考えるのをね、
いったんストップ。

で、きいてくれる人のことを考えるの。

「聞こえてるかな?」
「わかってくれているかな?」

ってね。

聞いてくれる人に意識を向けるとね、
緊張しなくなるんだよ。
大きな声で ゆっくりと
相手に伝わる発表ができるんだよ。ね。

それでも緊張するよ~って子にはね、
おばちゃんとっておきの
「緊張しないおまじない」を教えてあげます。

明日は作文発表会_e0201060_21361560.jpg


両手を出してみて。
その手の上に
「失敗したらどうしよう」とか「恥ずかしい」とか、
そういう気持ちを乗っけちゃうの。

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そんでね、パチン。
はい、その気持ち おしまい。

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そんで、また開く。
今度 乗っけるのは、
「僕の 私の お話、聞いて!」という思い。
ね、それを 乗っけて
差し出してください。

そうするとね、
多少 声が震えたってね、そんなの関係ないの。
とってもいい発表ができるのです。

そして、ここに座って
聞いてくれる人たちは、
今 差し出された「聞いて!」という思いを、
受けとめてください。

そんで、発表している内容に対して
「うんうん、そうだったの」
「へ~そういうことがあったんだね」
「そう思ったんだ、うんうん」
と、心の中で お返事してあげてくださいね。

そういう思いは、
口に出さなくてもね、
目で 体で伝わりますから。

でね、そういう思いで聞いてるとね、
話し手も 相手に伝わったという安心感を
得ることができるんです。
だからね、お願いします。

あいさつは以上です。
みなさんの発表を楽しみにしています。

--- おまけ ---

役職がら、あいさつと称して
人前で話する機会が度々あります。

美辞麗句だけが並んだだけのあいさつは
しないように心掛けています。

そして、話は 短いか長いかの どっちか。

短い時は、「頑張りましょう」の一言のみ(笑)。

長めの時は、自分の言葉で その会の趣旨にあった
あいさつを考えるようにしています。
話すときは 一人一人に話すつもりで。

よって、語尾も 「ね」「でしょ」
のような お話口調。

多少声が震えるときもありますがね(笑)
伝わればね
万事オーケー。



by e-sakamichi | 2015-09-04 21:46 | 子ども | Comments(0)

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