辞書で遊ぶ - 1 / 同音異義語
2015年 07月 19日
事あるごとに 辞書を開くのが
我が家のブーム。
話題は食事中にでることが多いので、
食事中だけど 辞書を開きます(笑)。
知りたいときが、学びどき。
知りたいときにすぐに調べれば、
知識は自分のものとなるから。
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この日は、ムスメ 1 が口火を切った。
授業で、「かいそう」という単語を
辞書引きしたら、8 つ あったとのこと。
早速 引いてみようということになった。
同音異義語を調べるのは、
辞書を楽しむ一つの手。
ここで辞書を引く前に、ひと手間かけます。
予想を立てるの。
漢字は正確に書けなくてもいい。
意味さえ 説明できればいい。
とにかく予想を立ててから、
辞書を引くの。
するとね、予想にない単語があると、
あぁ それか という感心を伴うから
覚えやすいし、
予想できていた単語でも、
その単語を
短い言葉で説明された文章に触れると、
説明文の練習になるの。
そして、引いた単語を
読み上げるのも 一つの勉強。
内容はもちろん、
漢字の組み合わせを
辞書を見てない人にもわかるように
説明するでしょ。
わかりやすいように説明する練習に
なるんでしゅ。
ね。
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「じつは 一点一画
正確に漢字なんか書けなくてもいいのです。
文脈上『いったん』という発音に対して、
どんな漢字をあてるのが正確であるか、
その文脈の中での用字だけで
考えて行けばいい。
候補の中から正しいのを選ぶだけ。
それを一瞬に判定できるように
訓練しておくことだけが、
われわれに要求される事柄にすぎない。」
パソコン・スマホ、
手書きが少ない今の時代は、
判定さえできればいい…
なんて、子どもの前で言うと
宿題しなくなるので(笑)
心の中だけで こっそり思ってます。
「物識(し)りよりも 物わかりが大事」
モノを知っているだけよりも、
モノの理(ことわり)を解することが大事
という意味。
辞書を引くことは、
語彙を増やすだけが目的ではなく、
語釈を通して
定義、つまり 理(ことわり)を身につけるのが、
大きな目的。