サナギから学んだこと- 5:センス オブ ワンダー
2015年 04月 07日
--- 前回までのお話 ---
自然科学者の行き着く
「サムシング・グレイト」と、
仏教の「草木国土悉皆成仏」と、
日本古来の信仰の「八百万の神」
に 共通する、
「人知を超えたところに在るものに対する畏れと敬い」という思想を、
心理学の「自己超越」にも見ることができた。
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「人知を超えたところに在るものに対する畏れと敬い」というのは、
レイチェル・カーソンの言うところの、
「センス・オブ・ワンダー」とも同じだと 思った。
「センス・オブ・ワンダー」とは、
神秘や不思議さに 目をみはる感性のこと。
そして、この本では、このように述べています。
「人間を超えた存在を認識し
おそれ 驚嘆する感性を、
はぐくみ強めていくことには、
どのような意義があるのでしょう。
(中略)
地球の美しさと神秘を感じ取れる人は、
(中略)
人生に飽きて疲れたり、
孤独にさいなまれることは 決してないでしょう。
たとえ、生活のなかで 苦しみや心配事が
あったとしても、かならずや
内面的な満足感と、
生きていることへの新たなよろこびへ
通ずる小道を 見つけ出すことができると
信じています。」
これは、パーソナリティ理論の「自己超越」と
同じだ~!(笑)。
そして、この本では
「おそれ」という言葉の説明もあって、
「こわい、ではなくて、
変えることのできない 絶対の存在として
そのままうけとめること」
とのこと。
おう、おう(笑)。
次は、やっとこさ まとめです。
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蛹化して 11 日目。
羽の模様まで透けて見える。
こうなると、羽化直前。
きた!
頑張れ!
by e-sakamichi
| 2015-04-07 12:00
| 本 & ひとりごと
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