御鰭(おひれ)
2014年 11月 12日
長崎の結婚式では、
一番 最初に 汁物をいただくの。
一番最初というのは、ホントに一番最初。
挨拶・乾杯よりも先ってこと。
びっくりするら。
今回 やっと
この意味がわかりました。
この汁物、「御鰭(おひれ)」と言うそうで、
卓子(しっぽく)料理の吸い物。
「御鰭」の由来は、
鯛を使った証拠として
鯛の「尾鰭」を入れたこと。
一人ひとりに 尾を入れるということは、
一人につき 一匹丸ごと 鯛を使わないと
尾が でないでしょ。
だから、鯛を一匹まるごと使いましたよ、
あなたのために、
という 歓迎の気持ちなんだそうです。
ほほ~。
今は、尾鰭は入らず
鯛の切り身が入っています。
---
今回、この「御鰭」の由来を知って
長崎の 歴史的背景、そして文化
(文化というのは 考え方も含んでの)
の 一端を見たような気がして
私の中では
いろんなことが 腑に落ちた!
今まで 長年
モニャモニャしていたことも含めて。
(モニャモニャゆえに 詳細 割愛、失礼)
そういう意味でも、今回は
とても意義のある帰省でした。
あ~、すっきり(笑)
---
長崎の夜景。
世界三大夜景の一つ だそうです。
この日は 嬉しいことあり
スッキリしたことあり ゆえか
格別に美しく感じました。